前回のブログでご紹介した、ワット・プラトーンに行く途中の道で、ちょっと気になる謎寺を発見したのでついでに立ち入ってみた。
通り沿いからでも見える涅槃仏がとてつもない存在感を放っているので、すぐ分かるかなと思う。
⇒前回の記事はこちら
「不思議な伝説が残る黄金の仏像ープーケットのパワースポット「ワット・プラトーン」【タイ・プーケット】」
場所はワット・プラトーンよりもプーケットタウン寄り、ヒロイン像のロータリーの近く。
お寺の名前はおそらく「ワット・シースントン?」(タイ語の読み方に自信無し)
参拝者をまず出迎えてくれるのが、なんとも不思議な動物の像たち。
パンダ、鹿、ワニ…… 順番に特に意味はないのかな?
こちら↑には、お魚とピンクの象さん。一番右にはタイの妖怪(名前忘れた)、奥にはタイの鬼(ヤック)。
ああ! 今気づいたけど、この少年たちはキスをしている!?
多分偶然そうみえるだけだろうけど、ちょっとあせった……
どれもこれも、何とも形容しがたい微妙なつくり。可愛いのか不気味なのか……
こういうのをお寺の中に作る意図は何なんだろう?
お寺に入って正面の奥に、一番の目玉と思われる巨大な涅槃仏が建物の屋上部分に横たわっている。
写真では分かりにくいけど、かなり大きい。
アユタヤの有名な涅槃仏に匹敵しそうなくらいで、多分プーケットで一番大きいのでは、と思う。
でもなんだか、こちらも何とも言えないユニークな表情をされているな〜。こういう顔の人、いそう。
小さいマイナーなお寺だけれども、観光バスが何台か止まっていて中国人観光客がチラホラ。
最近作られたばかりと思われるピカピカの神像の周囲には、中国語での説明書き。
神像の奥の方に行くと、外壁に劇画調の仏画が描かれた建物がある。
この仏画もものすごく気になるけど、とりあえずそれはおいておき建物の中に入ってみる。
建物の中は新しい仏像が置かれた礼拝堂で、お坊さんがたくさんの中国人観光客を集めて、なにやら説明をしていた。
観光客たちの周囲にはガラスのショーケースがズラッと並び、その中にはたくさんの仏像のお守り。
多分ほとんどが金でできているのではないかな? 値段をチラっと見たけどかなりの高額だった。
なんだかな〜…… ちょっと違和感を感じてしまう。
さっきの神像もこの金の仏像を売る礼拝堂も、本当にごく最近作られた感じで、いかにも中国人観光客のお金を狙っている感じがあからさまで。
残念ながらあまりありがたみを感じなかったので、このお寺ではお金の寄付やお参りはしなかった。
涅槃仏と動物像だけのままだったら、魅力あるお寺だったのにー。