バガン遺跡を代表する、約1000年もの歴史を持つ寺院。
アーナンダ寺院には、東西南北に4つの入口があり、それぞれの入り口に、高さ10mぐらいの巨大な仏様が一体ずつ祀られている。
この、四方向に仏様が一体ずつ、っていう構造は、ミャンマーのお寺でよく見かけたので、定番のスタイルなのかもしれない。
四方向の仏様は、寺院内部の回廊でつながっていて、ぐるっと一周歩いて回ることができる。
回廊の壁のいたるところに、小さい仏像がおさめられた穴がある。
見上げると、高い天井のはるか上の方まで、無数の仏様がいる。(3枚目の写真)
コウモリがたくさん飛んでいて、まるでインディー・ジョーンズとか、アドベンチャー映画な雰囲気。
それとこの光景、なんとなく映画「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」も思い出した。
たくさんの吸血鬼が、こういう穴に入って眠っているシーンがあるんだよね……。
冒険映画やホラー映画がよく似合う、あまりにも現実離れした光景。
とにかく、アーナンダ寺院は、馬車ツアーで案内してもらった寺院の中で、一番印象深かった。
茶色い似たような建物が多かった中、ここの美しさと荘厳さは、群を抜いていたと思う。