夢で見た風景に出会いに[ミャンマー・バガン]

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私が訪れた、ミャンマーのバガン遺跡。
日本においては、知る人はさほど多くない、どちらかといえばマイナーな観光地だと思う。

どうして私がこの遺跡を知ることになったか、どうして行きたいと思ったか。
その一番の理由は、
夢に出てきたから。

こんなことを書くと、「はぁ〜!?」って感じで、アホらしいとか思われる方もいるかもしれないけど。
でも、本当なんだもん ( *`ω´) 

信じない人は「ハイハイ」って聞き流してくれて結構だけど、時々、私は予知夢のような夢をみるときがある。
といっても、地震を予知したりだとか、宝くじを当てたりだとか、そういう使える能力ではない。

もともと私は、寝ている間の夢の内容を、起きた後もはっきりと記憶している方で、夢の中の光景も、絵に描けるくらい鮮明に覚えていることが多い。
そういった、夢で見た景色と同じ場所に、数ヶ月〜数年たってから、訪れることがたまにあるのだ。

これは、デジャブとはちょっと違う。
デジャブは「以前見たことがある気がする」という思い込みの現象だけど、私の場合は「気がする」のではなく、「あ、数ヶ月前に見たあの夢は、これだったのかー」って具体的に自覚する。

実はプーケットも、初めて旅行した数ヶ月前に、夢に出てきている。
ピピ島の船着き場周辺と、プーケットタウンにある某レストランから見た景色。
この2つは、自分でもびっくりするぐらい、夢の中の光景と全く同じだった。

バガンについては、私がまだバガンの存在を知らなかった頃に、こんな夢を見た。

砂漠のような、渇いた広大な大地に、そびえる大きな赤茶色の遺跡。
浅黒い肌の男性観光ガイドに案内され、遺跡の階段を上る私。
周りを見ると、他にも同じような赤い遺跡が
いくつかあるのが見えた。

そしてガイドの男性は、こう言った。
「どうです? 素晴らしい光景でしょう?
こんな素晴らしい遺跡なのに、
世界遺産には登録されていないんですよ。」と。

私は、この夢を見た直後、遺跡の形の印象から、おそらく南米のマヤ遺跡とかインカ帝国の遺跡ではないかなと思った。

でも、男性ガイドの顔は、明らかにアジア系だった。
頬に少しニキビがあり、タイでよく見かける系統の顔立ちだった。
今まで何度か予知夢を見ていた経験から、私はこの場所は絶対存在するはず、と思った。

その数ヶ月後、タイへの移住を決意した私は、ついでの旅行先として周辺国を調べているときに、はじめてバガン遺跡の存在を知った。
そして、バガン遺跡が、ミャンマー政府のせいでまだ世界遺産には登録されていないことを知った。
遺跡の写真を何枚か見ると、本当に、夢で見た遺跡に似ているように思った。

確信は持てなかったけど、バガンが夢で見た場所かもしれない。
ガイドの男性も、実在するのかもしれない。
とにかく確かめてみたくて、私はバガンに行くことを決めた。

ーー そして今年7月。
実際に訪れたバガンの遺跡は、まさに夢の中の光景そのものだった。
草木の少ない乾燥した大地に、そびえるたくさんの赤い遺跡。
間違いないと思った。

さらに、夕日を見るためのツアーに参加したとき。
私はまた夢の中と同じ光景を、目の当たりにした。

イラワジ川を下る船を降り、森の奥の古い寺院に行くために、船頭さんに案内されて、小川のほとりを歩く。
川沿いは、天然の芝生に覆われて、川の水はとても澄んでいて美しい。

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この光景は、私が何年も前から繰り返し何度も見ている夢にそっくりだった。
あの夢は、ここだったのか……

早足で歩く船頭さんを追いかけながら、景色があまりにも美しくて、夢とそっくりで、
「もしかして自分は、またいつもの夢を見ているんじゃないだろうか」と思った。

前を歩く船頭さんも、小川も、すべてが夢のように今にも消えてしまいそうだった。
でも、これは現実の景色だった。
はじめて訪れた場所なのに、なぜかとても懐かしい。
もしかしたら、私が生まれる前の前世は、こういう場所にいたのかもしれない、とちょっと思った。

不思議な夢に導かれてやってきた、バガン遺跡。
夢の中で会ったガイドさんとは、結局最後まで会うことができなかったけど……。
でも、彼はきっと、バガン遺跡のどこかに実在するんだと信じている。

そして、私がここにやってきたのは、必然だったんだろうなと思う。
ほんの数日の滞在だったけど、たくさんのことを知り、学ぶことができた。
ここで学んだいろんなことが、今のタイでの生活の役に立っている。

バガン遺跡と、バガン遺跡に導いてくれたガイドさんに、心から感謝。
ありがとう。

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