ヤンゴンの、いい加減なタクシードライバー(でも良い人)

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ヤンゴン滞在2日目は、一日中雨がひどくてほとんどどこにも出かけられなかった。

私は自力で観光することはあきらめ、タクシーを一日チャーターして観光することに。
初日にお世話になったタクシー運転手に電話をかけたら、彼は都合が悪いとのことで、知人の別の運転手を紹介してもらった。

その運転手さんから、「明日どこに行くか、今日のうちに1回お会いして打ち合わせをしましょう」と言われたので、ゲストハウスのロビーで待ち合わせをしたら、彼は約1時間半の遅刻。
20時待ち合わせたのに、21時半近くにやってきた。

私は、ややイライラした気分をおさえながら、運転手さんとスケジュールや値段を交渉。
30ドルで、ヤンゴン市内の好きな場所に、丸一日案内してもらえることになった。

翌日は、朝9時にゲストハウス前で待ち合わせ。
私は5分前からスタンバイしていたけど、案の定、運転手さんは時間になっても現れない。
それどころか、10分、20分、30分待ってもまだ来ない。
電話をかけると、「他のお客さんにつかまってしまったから、あと30分くらいかかります。到着したら電話します」 と言う。

仕方なく部屋に戻って電話がかかってくるのを待ったけど、1時間たってもまだかかってこない。
私は自分から電話をかけて、「まだ時間がかかるならもう結構です。他のタクシーを探します。」と言った。
そうすると、「今向かってます。もうちょっと待って下さい。お願いだから待っていて下さい」
と必死で言うので、私もとりあえず「わかりました。もう少し待ってます」と答えた。

何度か同じようなやりとりを繰り返したあと、いい加減しびれを切らした私は、
もういい! あなたを待っていると時間のムダ!自分でなんとかします!
と叫んで電話をガチャ切り。このときすでに2時間近く経っていた。

私はひとりで宿を飛び出して、ゲストハウスから徒歩圏内の観光名所、スーレー・パゴダに向かう。
スーレー・パゴダは、ヤンゴン市街の中心にある、ランドマーク的なお寺。
地元の人たちが数多く訪れ、祈りを捧げていた。

スーレー・パゴダを見学し終わって外に出ると、雨がパラパラと降ってきた。
「どうしよう、早くタクシーを見つけないと」と思っていると、 例のタクシードライバーから着信。
「今どこですか?もうゲストハウスの近くに来ています」
と言うので、私は「もう必要ないです!」と答えたけど、雨がひどくなってきた。

「いま、どこですか?お迎えにいきます。」
「……いまスーレー・パゴダにいます」と言うと、「よかった!ぼくも今そこにいます。あ、こっちです!」と。
あたりを見渡すと、通りの反対側で、タクシーの窓から手を振っている。なんてタイミング。

タクシーに乗り込むと、運転手さんは、「アイアムソーリー」とか言いながら、まるでデートにちょっぴり送れて来た彼氏のような、「てへぺろー♪」な表情。
そんな笑顔で済まされるかーー( *`ω´) (怒)!!

とか言いつつ、最終的には、やっぱりこの運転手さんと再会できて良かったと思った。

彼は他のミャンマー人と比べて、英語がとても上手。
市内のいろんなお寺や観光名所に連れて行ってもらって、仏教のことやお寺の由来など、わかりやすい英語で丁寧に説明してくれた。

ミャンマーの若い人がどんな暮らしをしているのかとか、そういう話も色々聞くことができたし。
自分一人じゃ行けそうにないローカルなレストランで、美味しいミャンマー料理を食べることもできた。
何より、プロじゃないのに一生懸命ガイド役をやろうと頑張っている姿勢に、感心した。

それにしてもミャンマー人って、みんなこんなに時間にルーズなんだろうか?
二回続けて数時間も遅刻されたのは、人生ではじめてだ。

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