ヤンゴンにまた来ても、もう泊まりたくない。 ゲストハウス「CHAN MYAYE」

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民主化の波の中にあるせいか、ヤンゴンは、どこの宿泊施設も満室。

滞在初日の晩は、タクシードライバーの手助けで、そこそこ良いゲストハウスに泊まれた。
でも、翌日から予約でいっぱいになっていたらしく、一晩で追い出された。

仕方なく、その宿から徒歩数分ほどの、「CHAN MYAYE」ゲストハウスへお引っ越し。

「CHAN MYAYE」は、古いアパートの一部を改装して、客室を作ったゲストハウス。
なんと、フロントロビーが建物の4階にあり、そこまでのエレベーターはなし

重い荷物を背負いながら、暑さと湿気の中、汗びっしょりになって階段を上がる。
ところどころに、「がんばれ!あと少し!」みたいな励ましの張り紙があったけど、余計いらつく (−_−#)

なんとかフロントにたどり着き、無事チェックイン。
そして言われた衝撃の一言は、
「お部屋は8階です

8階まで、やっぱりエレベーター無し!! おおおおい!!
どこかに出かける度に、8階を上り下りしないといけない。なんてこった……

そして、通されたお部屋は、ベッドをのぞけばわずか一畳分ほどのスペース。
壁に取り付けられた小さな板が、テーブル替わり。それ以外は何も無い。
家具もシーツも、正直言って、あまり綺麗ではない。
正体不明の小さい虫の群れが、部屋の壁の穴から穴へ、行列を作って通り抜けている。

そして、バストイレは共同。
シャワーは温水ではなく、水シャワーのみ。
でも、水シャワーよりもっとイヤだったのは、シャワー室の半分が、謎の貯水プールになっていたこと

約1m四方、おそらく水深1メートルぐらいありそうな水溜めが、シャワーを浴びる私の真横で、異様な冷気を放つ。
水はどす黒く、底がまったく見えない。

うっかりシャンプーボトルなどをプールに落としてしまったら、二度と戻ってこないだろう。
シャワーを浴びている間中、緊張感がつきまとう。
真っ黒な水と薄暗い明かりのせいで、昔見た「リング」とか「仄暗い水の底で」とか、怖い映画の場面が何度もフラッシュバックする。
一日の疲れを癒すはずのシャワータイムが、全然リラックスできない。

これで、1泊1,000円。
マレーシアで泊まった約800円の宿は、数倍まともだったぞーー!
タイでも、1,000円も出したら、もっとノーマルなところに泊まれるはず。

今、急激に物価が上昇しているので、おそらく数ヶ月前なら半分くらいの価格だったのかもしれない。
タイミングが悪かったものと、あきらめるしかなかった。

この宿に関して唯一良かったのは、朝ごはん。
目玉焼きがのって、野菜がたっぷり入ったラーメンが出てきた。
香辛料の入ってない、ほっとする味。インスタントだけど、とても美味しかった。
このラーメンの価格が、宿代の半分の500円だったんだと思うことにした。

でも、この宿には、長期間滞在する旅人がたくさんいた。
アットホームな雰囲気があったので、居心地が良いのかもしれない。
でも私は、もう二度と泊まらないよ、と思った。

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