夜間外出禁止令は出てるけど……ほぼ平常通りのプーケット[タイ・プーケット]

前回の日記を書いた翌日(5月22日)に、タイ国軍がクーデターを決行。

タイのクーデターのニュースが出た日は、いろんな人から「大丈夫なの!?」って連絡をいただきましたが……
今のところはまったくもって大丈夫です ( ´ ▽ ` )ノ

クーデター宣言当日は、テレビをつけると軍のロゴマークとメッセージが静止画像で表示されいて、10分おきぐらいに軍によるスピーチの映像を流す、というのを繰り返していて、全チャンネルすべてがずっとその状態だった。
それを見たときは「これからどうなってしまうんだろう」って少々不安を感じたけど、翌日夜ぐらいから普通の番組を放送しはじめ、今はほぼ平常通りの放送に戻っている。

テレビだけじゃなく、プーケットの人々の生活もほぼ平常通り。

バンコクでは町のあちこちに戦車や軍隊が配備され、若干物々しい雰囲気はあるらしいけど、プーケットでは軍隊の姿は見当たらない。平和そのもの。
普通にみんな仕事に行ってるし、遊びに行ったりショッピングに行ったりもしてる。

夜間外出禁止令が出ているので、22:00〜5:00の間は原則外出が出来ないんだけど、無視して普通に出かける人も結構多い。
でもお店は全部閉まってしまうので、夜の歓楽街で有名なパトンビーチのバングラー通りは、たいそう寂しい状態になっているみたい。

ショッピングモールやスーパーマーケットは、後始末時間を考慮してか、20:00で閉店してしまう。
一昨日はそれを知らずに近所のモールに遅い夕食を食べに行ったら、お目当てのレストランがすでに閉まっていて入れず、ちょっぴり悲しい思いをした。

夜遊び目当てでタイに遊びに来ていた観光客の方々は、本当にタイミングが悪く気の毒だと思う……
私も、先週末はハリウッド版「ゴジラ」のレイトショー観に行こうと計画してたのにーヽ(`Д´#)ノ

夜間外出禁止令はしばらく解除されないらしいので、当分はこんな状態が続きそう。
クーデターに関しては、現政府支持派層(赤シャツ派)は反対していて、クーデターに対するデモなども小規模だけど起こってるみたいなので、油断はできない状態らしい。
とにかく一刻も早く、平和に終わって欲しいと願うばかり。

ところで、クーデターを起こした軍の目的は、タイの2つの政党間の対立が悪化してきて国が混乱してきたので、それを仲裁して平和的に解決すること。
赤シャツ派を除くタイ人の多くは、これで少しは問題が解決して状況が良くなるのではと考えているし、今回の軍の決断は良いことだととらえている。

だから、日本の家族友人から「クーデターって、大丈夫なの!?」っていう風に聞かれたとき、どう説明をしたら良いものか少し困ってしまった。
クーデターってものに対するとらえ方が、日本人とタイ人(&タイに詳しい人たち)との間では、違いすぎて。

タイに住んでいると、もしかしたら民主主義ってものは必ずしも正義とは限らないのかもしれない、って思うときがある。

戒厳令下、タイのネットユーザーの間で話題になっている事とは?

すでにニュースなどでご存知の方も多いと思うけど、昨日タイの国軍が戒厳令を発令。
「タイは今危ないの?」と、日本からご心配の連絡をいただいているけど、とりあえずここプーケットは昨日から特別何の変化も見られない。危機感やヤバさは全く感じない。
いまもテレビつけてるけど、普通に恋愛ドラマとかやってるし……

半年ぐらい前にあった「バンコク・シャットダウン」の大規模デモのときも、日本ではさも大変なことのように報道されていたようだけど、実質は大規模なお祭りイベントのようなノリだった。

そのころタイのネットユーザーの間で話題になっていたのは、タイに取材に訪れていたフジテレビの榎並大二郎アナウンサー。イケメンリポーターとしてタイ女性に大人気になった。
また、デモ参加者の中にいる美人や可愛い女の子を見つけて、「美人すぎるデモ隊女性」として写真をアップすることも流行していた。

そして戒厳令下の今、ネットユーザーの話題をさらっているのは、
イケメンな兵士さん探し」。

thai-soldiers

バンコクではいま街のあちこちに軍隊が出動しているらしいんだけど、そんな非日常な光景を目の当たりにして、多くのバンコクっ子たちが兵隊さんたちとのどかな記念写真を撮影。
そして、ツイッターやインスタグラムなどで、自分が見つけたイケメン兵士さんをUPするのが流行っているらしい。

上の写真もそういった写真の中のひとつ。
これをみると、どういう系統の顔立ちがタイでイケメンとされているのかが、なんとなく分かる。
(面長で眉毛がりりしいタイプが人気?)

……なんて、ついのんきな感想を言ってしまったけど、そんな私以上にのんきなタイの人々。
戒厳令なんて言っても、タイはやっぱり相変わらずタイ。

これからどういう動きになっていくのかは、タイの政治に詳しくない私には予想もできないけど、この調子のノリで何事もなく終わってくれれば良いなと思う。