パトン・ボクシング・スタジアムでムエタイの応援♪知人の女性ファイターが戦う!【タイ・プーケット】

patong boxing stadium

私が通っている語学学校の生徒のひとりが、ムエタイの試合に出場するというので、学校の先生たちと一緒に応援に行ってきた♪

今回試合に出場したのは、オーストラリア出身の女性Lさん。
(あ、上の写真はLさんではなく別の試合。セミヌードで女性が試合してたわけではないのでご安心を)( ´ ▽ ` ;)
数年前から、格闘家の彼氏さんの影響でプーケットでムエタイを習い始め、今回が試合初出場。
プーケットには、私の知る限りで3つ大きなムエタイ・スタジアムがあって、今回の試合はそのうちのひとつ、「パトン・ボクシング・スタジアム」で行われた。

ムエタイスタジアムのチケットは、外国人向けとタイ人向けがあって、当然外国人向けは高い。
チケット売り場の料金をみると、一番安いシートで1,300バーツ(約4,000円)、VIPシートは1,800バーツ(約6,000円)。
地方の格闘技の試合、しかも有名人が出てるわけでもないのに、いくら観光客向けでもちょっと高すぎじゃないだろうか……
VIPシートの値段、USJの1日パスポートとほとんど同じやし。

一方のタイ人チケットの料金は、なんとたったの100バーツ! 外国人に対してぼったくり過ぎ!!
この日一緒に観戦に来たメンバーは私以外みんなタイ人だったので、私もタイ人のふりをして、タイ人料金で潜り込むことにした。

チケットカウンターで、先生のひとりが「全員タイ人です」と言ってチケットを人数分注文する。
私は、一言でも言葉を発すると発音でバレるので、先生たちの後ろに隠れて終始笑顔で、受付の人が話すタイ語を聞き取ってさりげなくあいづち打ったりして、必死でタイ人のふり。
なんとかバレずに、全員タイ人ということでOKになった。

会場に入るときは、腕にタイ人用?のスタンプを押される。
そのとき係の人からかなりジロジロ見られて緊張したけど、ここでもバレなかった。
でも、会場に入ろうとした直前で、受付カウンターの奥の方にいた一人が感づいたのか、
「アー・ユー・ア・ジャパニーズ!?」と後ろから叫んできた。

「……し、しまった、なんでバレた!?( ;´Д`)」
と心臓バクバクになりながらも、英語が分からないふりで全く動じずにそのまま会場に入って行ったら、その後は誰も咎める人はいなかったので、ほっと一安心。

そんなこんなでヒヤヒヤしながら会場入りして、2つほど試合を観た後、いよいよLさんの試合がスタートした。

patong boxing stadium

Lさんの対戦相手は、Lさんと同じオーストラリア出身の女性。上の写真で、左側の細身の方がLさん。
二人並ぶと明らかに体格が違う。多分体重20kgぐらい違うのでは?
普通はムエタイの試合って、体重が同じぐらいの選手同士が試合するんだけど、いくら女性同士でもこれはフェアじゃなさすぎるような。

でもLさんはそんな体格差はものともせず、キレイな型のパンチ・キックをきめまくって、完全に優勢。
対戦相手の重量感あるパンチをくらっても、全くふらつかず立ち向かっていくLさん、本当にカッコイイ!
そして世の男性たちは、同じ国出身者同士の対戦だったら、どうしても美人でスリムな方を反射的に応援してしまうらしい……(−_−;)
Lさんのパンチやキックが決まる度に、会場のあちこちから男性の声援が上がって盛り上がっていた。

対戦相手は体が重い分スタミナが無いらしく、最後の方はフラフラになっていた。
結果はLさんの判定勝ち! おめでとう〜!! とっても良い試合でした♪

プーケットでムエタイを見たのは、これが3回め。
はじめて見たのはもう5年ぐらい前だけど、そのときとはずいぶん会場の様子が違うなーと思った。

5年前にみたときは、地元のタイ人がたくさん見に来ていて、どちらが勝つか賭けをしながら盛り上がっていた。
ギャンブラーたちは観光客にも話しかけてきて、「俺は青にかける、赤にかけるやつはいないか!?」なんてあちこちで叫んでいた。
試合に出ている選手はほとんどタイ人で、外国人は1人だけだったと思う。

でも今回は、そういった地元ムエタイファンは皆無に等しかった。
会場で観戦しているのはほとんど観光客。試合に出場しているのは半分が外国人。
外国人の選手が多い方が、観光客に喜ばれるからだと思う。
「ロシア出身vsドイツ出身」なんて試合をやれば、それぞれの国からきた観光客が応援してとても盛り上がる。

去年、バンコクでも試合を観たことがあったんだけど、バンコクではむしろタイ人のお客さんの方が多く、
5年前のプーケットみたいに賭けで盛り上がっていた。
もしかしたら、曜日によってタイ人ローカル向けの試合の日みたいなのがあるのかもしれないけど、もしそうでないのなら、プーケットのボクシングスタジアムは完全に観光客向けになってしまったんだなーと思う。

賭けに熱くなったタイ人オヤジたちが叫びまくる姿が見れないのは、かなり寂しい気がするな〜。