ムスリムの水上生活者たちが暮らすパンジー島と、海の上のサッカー場【タイ・パンガー湾ツアー記その4】

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パンジー島

※前回の記事、タイ・パンガー湾ツアー記その3はこちら
⇒「広大なマングローブの森の中を、ボートで川下り♪【タイ・パンガー湾ツアー記その3】


風光明媚なパンガーの川下りを終えたら、ランチタイムに河口付近にある小さな島のレストランへ。

パンジー島」と呼ばれるこの島には、水上に家を建てて暮らすムスリムの村がある。
海からニョキっと生えたような切り立つ岩山のふもとで、水上家屋の集落が海に延びるように広がっている。

パンジー島

タイ南部はイスラム教徒が多く、彼らの集落はあちこちにたくさんあるんだけど、水上集落というのはさすがに珍しい。
パンガー周辺は田舎でいっぱい土地余っているのに、どうしてわざわざこんなところに住み始めたんだろう?
なんだか深い理由や歴史がありそう。

島の港付近には、観光客向けのシーフードレストランがいくつか並んでいる。
私たちはそのうちのひとつでランチタイム。
ムスリムの島なので、当然料理は豚肉無しのハラルフード。

お味はまあまあ、……だったかな?
同じテーブルにセレブっぽいアラブ系の女性グループが同席したんだけど、皆様とても美しく、その印象が強すぎてお料理のことは忘れてしまった〜〜
中東の人は美形が多い!

ランチのあとは、島の内部を体験。
コンクリートでできた小道の両脇に、おみやげ屋さんや食堂がズラリと並ぶ。
島の人々は、こういった観光客向けの商売と、漁業で生計を立てているんだろうと思う。

パンジー島
パンジー島

お店の奥は、ほとんどが普通の民家になっている。
中をのぞけば、テレビを見ながらお昼寝するおじいちゃんや、おもちゃで遊ぶ子供たち。
ものすごく生活感にあふれた光景が目に飛び込んでくる。

写真は撮らなかったけど、こんなところにもやっぱりオカマさん数人発見。
こういう小さな集落だと、家族が周りの目を気にして咎めたりするのでは?って思ってしまうんだけど、どうやらタイの場合はそんなことはまったく無いらしい。
そういえばイスラム教的にオカマさんはアリなのか、と疑問に思って調べたら、モハメッドも意外と男色には寛容だったとか……そうなのか。
(※イスラム原理主義は同性愛に厳しいらしい、とのこと。)

足元の小道はコンクリートで出来ていて、土台はしっかりしているようだったけど、各家々は水上に直接建っている。
家と家の間の隙間を覗いてみると、そこが海だということがよく分かる。

パンジー島

商店が並ぶ通路を岩山の方に向かってしばらく歩いてみたら、金色の屋根がまぶしいモスクを発見!

パンジー島

モスクの中をのぞいてみたら、きらびやかな外観とは裏腹に、中はまだ建設中でがらんどうだった。
入り口には寄付を呼びかける看板と募金箱。
観光客からの寄付金を資金として、これから少しずつ作っていくところらしい。

そしてモスクの近くには、「水上サッカー場はこちら」という看板があった。

これってもしかして、あの……?

私は、その看板の内容に思い当たることがあった。
でもこのときは集合時間が迫っていたので、水上サッカー場とやらは見に行くことができず、集合場所のレストランに引き返してしまった。

そして後日調べてみたら、やっぱりーーー!!

以前に私がネットで見たことがある、ドキュメンタリー・ショートムービー。
タイの水上生活の村の子供たちが、自分たちだけの手で海の上にサッカーの練習場を作り上げ、地元の強豪チームにまでなった感動の実話。

パンジー島

「何もできることが無いと感じたときは
ーー とにかく行動する。自分で作り出す」

そんなキャッチコピーが感動を呼ぶ。
その物語の舞台になった集落が、このパンジー島だったんだ!

動画はタイ語音声・英語字幕しかないんだけど、下記サイトであらすじを読むことができる。
とても素敵なお話なので、是非読んでみてください。パンジー島の空撮写真も必見。

↓あらすじ記事はこちら↓
タイの小さな島のサッカー少年たちが起こした小さな奇跡!!本当にあった感動話のショートムービーが最高

ちなみに動画はこちら↓。5分ぐらいで終わる短い内容なので、良かったらこちらも。

この動画を観たときは、タイ南部のどこかの村だろうとは思ってたんだけど、まさかこんな近場の話だったとは。

水上サッカー場、見に行きたかったな〜〜 練習をする子供たちの姿が見れたかも?
洞窟寺院に引き続き、時間が無かったのがとても悔しい……

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ムスリムの水上生活者たちが暮らすパンジー島と、海の上のサッカー場【タイ・パンガー湾ツアー記その4】” への3件のコメント

  1. タイにもムスリムの人は結構いますね。
    先日、東京のタイ大使館に行ったときに壁に囲まれたエリアが
    あってなんだろうと思ってのぞいたら、お祈り部屋でした。
    そういうものが用意されているのを見て改めてムスリムの人も
    多いのだということを実感いたしました。

    タイ南部ですと海が豊かな場所も多いですがそこで水上生活
    をしている人がいるのは知りませんでした。確かに豚肉を
    食べない彼らは魚を取って食べられる環境は好都合かもしれませんね

    • こんにちは。いつもありがとうございます。
      なるほど、タイの大使館にそういった設備があるんですね。以前見たサイトで、イスラム教徒はタイの人口の5%程度と書いてあるのを見たことがあるのですが、プーケットでは全人口の20%ぐらいいそうな気がします。もっと南部の方に行くと、もっと多いでしょうね。仏教国のイメージが強かったので、最初の頃はとても意外な感じがしました。
      水上生活者に関しては、今回のイスラム教徒の集落だけではなく、古来から船の上で暮らす先住民族がプーケット周辺にいるらしいです。そういった人々の集落も、近くで見られる場所があるようなので、そこもいつか行ってみたいと思っていますが……どこにあるのか今だによく分からないんですよね( ´ ▽ ` ;)

  2. ピンバック: 海の洞窟とマングローブ林をシーカヌーで探検♪【タイ・パンガー湾ツアー記その5】 | Phuket Diary

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