以前からずっと気になっていた、タイの文化をテーマにしたショー&パーク施設「サイアム・ニラミット」に、ついに行ってきた♪♪
「サイアム・ニラミット」は、元はバンコクで人気を博していた施設らしいんだけど、数年前プーケットに2号がオープン。
広い敷地内には、毎夜カルチャーショーが開催される大きな劇場と、タイの昔ながらの田舎の風景を再現した「タイビレッジ」、そして巨大なビュッフェレストラン等がある。
施設は毎日17:30から開園となり、劇場でのカルチャーショーは20:30スタート。
入場チケットはビュッフェ付きか無しか選べるんだけど、私たちは食事をしている時間がもったいないと思ったので、ビュッフェ無しを選んだ。
夕方頃周辺の安いお店で食事を済ませて、18:00頃に園内へ。
ショーがはじまるまでの時間は、「タイビレッジ」を自由に散策。
この「タイビレッジ」が、なかなか楽しい〜!
タイの各地方の民家を再現した家が並び、畑や水上マーケット風の水路もある。
各民家の中に入ってみると、田舎の暮らしの様子や各地方の生活風習などを見ることが出来る。
少数民族の服を着た人がいて、一緒に自由に写真を撮影したり。
タイの伝統的なお菓子を作っていたりするので、食べさせてもらったり。
北部の家。チェンマイ名物の傘祭りの傘?(おそらく)が並べてある。
こちらは東北地方の家。東北地方の有名な奇祭「ピーターコン祭」の衣装が飾ってある。
仮面や衣装は自由に身につけてOK。そして浮かれまくりな写真を一枚。
可愛い家畜たちもいる。
この動物たち、このあとカルチャーショーにも出演していた。
メインのカルチャーショー以外にも、園内の広場で数々のミニショーを楽しむことができる。
まずはムエタイのエキシビジョン!
急にはじまったせいかお客さんが少なく、リングのすぐそばでみることができた。
本格的な試合ではないとはいえ、この距離で見ると大迫力!
そのあとはタイダンスのショーや、定番の象のショーも。
数々のミニショーの最後を締めくくるのは、タイの古い時代の戦争を再現したパレード。
そうそう、ちょっと前にタイの歴史物の映画を観てはじめて知ったんだけど、タイの昔の戦争では、兵士は馬じゃなくて象に乗って戦うんだよね。
荘厳な音楽とともに行進する象と兵士たち。カッコイイ〜
このパレードが終わったら、いよいよ劇場に入ってメインのカルチャーショーの観劇がスタート。
ショーの内容は、タイの歴史・文化・宗教観を、音楽やダンスとともに紹介していくというもの。
当然カメラでの撮影は禁止なのでお見せできる写真は無いんだけど、ショーはとにかく素晴らしいの一言だった。
舞台装置は最新の技術を駆使していて、あっと驚かされる仕掛けや演出が盛りだくさん。
タイの各時代の風景を再現した舞台美術や衣装、そして大勢のダンサーによるバラエティー豊かなダンスはとても美しく、幻想的で芸術的。
詳細を説明したいんだけど、これから見る人のネタバレになっちゃうから、これ以上ここでは言わない方がいいのかな……?
1時間半ぐらいのショーだったけど、最後まで全く飽きることなく楽しむことができた。
そういえば、バンコクの近隣エリアに、ほぼ同じようなコンセプトの「ローズガーデン」っていう施設があって、一度行ったことがある。
ローズガーデンは多分もう十年以上も前(もしかしたらもっと前?)にできた古い施設なせいか、スタッフもショー自体もなんだかゆるい感じで適当、全体に安っぽい印象だった。
それと比べたらこのサイアム・ニラミットは、まるでタイ版ディズニーランドようなエンターテイメント精神が感じられ、断然良かったと思う。
チケット代は席の位置やビュッフェの有無によって違うんだけど、大体1300〜1800バーツぐらい。
決して安くはないんだけど、充分その価値はあったと思う。大満足でした♪♪
<補足情報>
チケットは、施設入り口で直接当日券を買ったりオフィシャルサイトから購入するよりも、現地の旅行代理店を通して買う方が安い上に送迎付きでお得です。
タイビレッジはタイ各地の様子をダイジェスト的に見ることが出来て楽しそうな感じですね。ここだけを見るのでも充分に楽しむことが出来るような気がします。
撮影禁止でショーの内容がわからないのは残念ですが文面からしても相当に楽しめるものであったようですね。入場料は確かに少しお高めですが、充分にその価値はありそうです。
こんにちは。タイビレッジはそれほど敷地は広くなかったのですが、狭い中でも見どころがぎゅっとつめ込まれていて、ゆっくりと全部回っていたら1時間ぐらいはここで過ごせると思います。
私たちはやらなかったのですが、タイの衣装を着て写真を撮るコーナーや、タイの田舎のお祭でよくあるゲームのコーナーなどもありました。
メインのショーもとても素晴らしかったです。タイの歴史や伝統がテーマではあるのですが、派手な舞台装置を駆使した現代的なショーでした。
アキコさん.こんにちわ。その昔象に乗って戦ったなんて驚きですね。
って言うことは、象の数が勝敗を分けた? 。人間の愚かな戦にたくさんの動物たち
が犠牲になってきたんですね。現在も含めて悲しいことが多すぎますね。
穏やかに暮らせるだけで、本当に幸せですね。
桜さん、こんにちは。
象に乗っての戦い、私は特に考えずカッコイイー!とか思って見ていたのですが、そうですね、心の優しい象さんが戦争に巻き込まれるのは可愛そうですよね。
人間は同じ過ちを何度も繰り返す、なんて言葉をよく聞きます。でも、昔は世界中各地で戦争をしていましたが、少なくとも今のアジアの国々は他の国と戦争をしたりはしていません(テロや局地的な紛争は多々ありますが……)。人間も少しずつですが過去の過ちを反省して進歩していると、私は思っています。
タイの象兵士を見て、三国志の南蛮軍を思い出しましたー!
(ちょっと話題がマニアック)
ゆ。さんこんにちは。三国志の南蛮軍……孟獲の軍のことでしょうか?
私も学生の頃は横山三国志が大好きでよく読んでいましたが、象がいたかどうか、忘れてしまいました(^^;
孟獲はタイ族(の混血?)の人物らしいので、三国志の時代からタイ族は象に乗って戦っていたんですね。